最期のひとこと

雑記

あなたは最期のひとことに何を言いたいですか?

ドイツ観念論の祖とされる18世紀の哲学者カントは、自由について論じ、自らの立てた道徳法則にしたがうという自律を説きました。

カントは毎朝同じ時間に起き、同じ時間に大学へ行き、同じ時間に就寝し、と規則正しい生活を送りました。

そのように自らが理性によって立てたルールに則り行動すること、それがカントの言う自由だったのでしょう。

近代哲学の基礎工事という広大な仕事をおこなったカントは、その死の間際に

Es ist gut.(これでいい)

と呟いたとつたえられています。

自らの人生を確かに生きたという実感と充足感から現れたようなひとことです。

どのように死ぬかが、どのように生きたかを決めるとすれば、最期のひとことはその人の人生を総括するものなのでしょう。

あなたは最期のひとことに何を言いたいですか?

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